どうも桐條ゆあなです。
とりあえず最近聞かれることが多いので・・・書いておこうかなーって思いまして。
それは、【武器屋を始めたきっかけ】と【造形を始めたきっかけ】と【コスプレに凝るようになったきっかけ】です。
【コスプレに凝るようになったきっかけ】
阪神淡路大震災が1995年にありました。我が家も全壊と半壊、私は軽く生き埋め、友人宅の周囲は火の海。
寒空の中大変だったため、今でも地震に非常に敏感ですし、怖いです。
幸い身内や友人に死傷者は1人も出ませんでした。復旧も早かった地域でした。
東の橋を渡れば普通の日本の日常、西の橋を渡れば見渡す限りの廃墟です。
これ以前は結構神戸国際展示場であったコミックシティなどは、同人誌即売会最盛期でして
1993〜1994年は、結構神戸国際展示場などに行っておりました。
ただ情報を仕入れていると「中之島」でもイベントをしているということで、
ComiCon中之島に遊びに行ったわけです。まだ中之島公会堂補修されてません よ!!(笑)
なんとそこにコスプレさんがいらっしゃって、うっわ、超楽しそう!私もやる!ということで
始めたわけですが、聞くと結構服は適当に作っても形なりますよ!といわれたんですが
衣装作るよー!と母に相談したところ
「服を作りたいなら、簡単な洋裁の基礎くらいは、学びなさい!」
と、手渡された本が、裁縫関係の本でございました・・・なのでコスプレ始めた当初は、かこみ式製図。
まあでも文化式は難しそうだなあと放置で、とにかくお小遣いでできる範囲でコスプレ始めたのでした。
その当時はまだ同人もしてましたが(笑)!!!
で、運命的だったのがサガ・フロンティアのブルー。
ブルー大好き!作りたい!!でも超絶衣装難しそう!!というときに
「絶対あんたは作られへんわ、簡単なのしか作ったことがないのに!途中で飽きるに決まってる!」
といわれた桐條ゆあな。カチンときまして。製作してみたら、結構しっかりできたではないか!!!!
で、まあ1度綺麗に作れると欲が出るもので・・・・・・。
毎回イベントごとに1着作るようなスパンだったのを路線変更し、できるだけ作りこみたいなぁ!ということで
衣装製作スパンが長くなり、だんだん凝り性になり、今の衣装に至ります・・・・・・(笑)。
1度凝り始めると、次はもっと!もっと!と、すごい欲が出ますし、満足しません。
満足するまで作っていった結果が、今ある、桐條ゆあなの衣装・・・という感じです。
【造形を始めたきっかけ】
ちなみに私、聖闘士星矢するまで造形できませんでした。
この前に、バスターソード、ジタンの剣を製作しました。
ただこの辺はまだちょっとでも造形できるようになりたいなあという感じで製作したのです。
聖衣に関しては、オーダーに出そうとお金をためておりました。
ちなみに甲冑通信様にオーダー出そうと思っていたんですよ(笑)!
で、まあオーダーのお金が貯まった頃、とりあえず我が家はコスプレに対しては容認だったので
聖衣欲しいんよーという話をしつつ、サイトを見せていたわけです。
そのときに「別に購入はいいとは思うけど、あんた作られへんの?」といわれまして
「やーそんなん納得するもの作れへんやろー・・・造形やったことないし!」と言ったんですよ。
「オーダー出すお金で材料買って、時間かかってでもいいから1回しっかりやってみてから判断しなさい!」
「最初からできないなんて、言うことではない、それはあなたが真剣にやらないだけなんだから!」
「それで作れなくて、オーダー出したら自分でもしっかり納得するんじゃない?」
という、アツい話になりまして。
あ、じゃあ作ってみてから判断しよう!!ということで、甲冑通信のダークナイト様にチャットでいろいろ教えていただき
こうかな?こうかな?といいつつ製作してできたのが、キグナス氷河です。
こっから、桐條ゆあなの造形レイヤーとしての始まりとなりました・・・・・・。
ちなみに母は「あの時とんでもないことを言ったもんだ・・・」と、G10臭がヒドいときに思うそうです(笑)。
【武器屋を始めたきっかけ】
まあそんなこんなで造形レイヤーになった、桐條ゆあなさん。ウレタン大好きゆあなさん。
衣装も作りたいけど、どちらかというと武器だけとか防具だけとかも作りたいんだけど
作ってもどうしようもないんですよね。
特に着る当てがない衣装とかで作っても仕方がないというか・・・・・・。
自分1人で着用できる数も限りがある、作りたいけど似合わないものもある。
あ、それなら、欲しい人にお譲りすればいいんじゃね?ということに気が付きまして。
じゃあいろいろ作って欲しい人にお譲りしたらいいやー!それならいろんなの作れるし!!
と、思って、武器屋をうっかりオープンさせて、今に至ります・・・・・・。
需要、そんなにないだろうと思っていたんですけどね・・・・・・案外需要があるようで、ビックリ(笑)。
どの製作物も作るときもそうですが。
はじめて自転車乗ったとき、乗れましたか?
最初から掛け算できましたか?
自転車に乗る練習をする際、後ろをお母さんやお父さん、兄弟に支えてもらってから
コマなしの自転車に乗れるようになったりしませんでしたか?
九九を一生懸命覚えて、それを応用して掛け算ができるようになりませんでしたか?
それと一緒です。最初からうまくできるわけがないんです。
1回で成功してたら毎回こんなにいろいろ悩みながら製作してません。
色を1つぬるのに何時間もかかり、下地の塗装でどれがいいのかを見極めるのに武器を何本も作り
骨組みに関しても、本数作って場数を踏んでこれにはこの骨組みがいい!と判断できるようになってから
組み立てが早くなったような気がします。
なので、自作をしてみようかな?とふと思った方、諦めないでください。
諦めるとそこで自分の可能性や才能を、自分で殺すことになり、終了します。
失敗しても諦めなかったら失敗ではないんです。
それは成功への1歩であり、確実な経験値だということを忘れないで欲しい、と思います。
まあ要するに「根性見せろよ、本気以上出してみようよ」という話ですけどね!